振袖レンタルで袴を選んだら!着付けの流れ
福島市内でこれから卒業式を迎えられる女性は多いでしょう。卒業式では振袖と袴スタイルで出席したい場合は、福島市にある振袖レンタル店を利用する方法があります。振袖レンタル店で着付けをしたり、美容室で着付けをしてもらったりする方法もあります。しかし、自分で着付けからヘアメイクまで行うなら、事前に袴の着付けポイントをおさえましょう。
着付けは自分でも行える?着付けの流れをチェックしよう
今まで振袖や袴など着物を身に付けた経験がない女性にとって、福島市にある振袖レンタル店で気に入った着物を見つけたけれど自分で着るのは難しそうなのでプロに任せるしかないと考える方は多いようです。しかし、着付けの流れをチェックして正しい順序を守れば誰でも着用することが可能でしょう。1人では難しいという手順でも家族に手伝ってもらえば、よりスピーディーに行うことができるといわれています。
着付けの流れは、最初に着物を着るとことから始める必要があります。長襦袢を身に付けて、えりには衿芯を通して袴の裾から長襦袢が覗かないように左を前に短めに調節します。後は腰紐を使用してウエスト部分で結びましょう。襟元をきっちりと合わせて腰紐と伊達締めで仕上げれば長襦袢は完了です。次に長襦袢の上に着物を羽織って長襦袢の襟が覗かないように長襦袢と重ね襟、着物を洗濯バサミで止めておきます。
次に、着物も長襦袢と同様に短めに着付けてウエストをしっかり腰紐で結び、下前にコーリンベルトをはさんで後ろへ回しましょう。後ろから前にコーンベルトを回して上前に挟んで襟元をきれいに整え、腰紐と伊達締めで結んだら着物部分の着付けは完了です。着物部分の着付けが済んだら、次に袴下帯を腰回りに適切に結んでいき、袴を履いて結ぶだけなので、何度か練習をすれば誰でも気軽に着用できるでしょう。
袴の着付けの方法はどうすればいいの?
着物は着用経験があるけれど、袴は初めて履くという人は少なくありません。着物は移動時の歩幅が限定されてしまう特徴がありますが、袴は比較的可動域が広くなるため和装の中でも動きやすくなる特徴を持っています。そのため、今回正しい着付けの流れを理解しておけば、さまざまな場面において自分で身につけることができるようになるでしょう。
まず着物を順序どおりに身に着けたら、袴帯を後ろから前に向かって2回まわしていきます。この時に位置を決めて丈が短すぎたり、長すぎたりすることがないように調節しましょう。帯の長いほうが上にくるように1度結んだら、帯の長い方を20cmくらいに畳みます。背中の真ん中でタックをとりリボンを作って、短い方の帯を上から通し下へ引き下ろしてください。
これで帯部分は完了したので、次に袴を用意して、紐が太く白いヘラがついているほうを後ろとして、細い紐がある方を前にします。袴の中央に立って履いたら、前部分は帯が2~3cm見えるくらいの位置に合わせましょう。後は後ろから背中で紐を交差させ、前に紐を持ってきて右前で交差させます。もう1度紐を後ろに回したら帯の下で結び、後ろについているヘラを紐と帯の間に挟み込みましょう。
背中のふくらみが高くなりすぎないように整えたら、後は前へ紐を回して右側で交差し、1度結んでリボン結びにします。最後に長い方の紐を下から通し、前に垂らせば完了です。
着物を着た時のマナーと着崩れ対策とは
着物に慣れていない人は、問題なくきれいに着付けが完了できれば終わりだと考えている人も多いでしょう。しかし、洋服とは違って着物を身に着けた時のマナーや、適した所作を意識していないと着崩れてしまう原因につながります。また、せっかくきれいな着物を着ていても、所作が美しくないと残念な印象になりがちです。
そこで着物を着た時のマナーとして、椅子に座る時にはできるだけ深く座りすぎずに、浅く腰掛けて背筋をピンと伸ばすように意識すると、座り姿も美しく帯の崩れを防ぐことができます。また腕を上げる時も袖口をそっと持つだけでも、ぐっと上品な印象になるでしょう。
袴を着用している際とくに気を付けるべきなのが階段の上り下りで、上る時には前側を少し持ち上げると足がひっかかりにくくなりスムーズに上ることができます。下りる時も足元の前側を少しつまむようにすれば、後ろ側に引っかかりにくくなりスムーズに下りることができるでしょう。
移動時や会場でトイレに行きたくなった場合は、長い裾部分が床に触れて汚れしまうのを防ぐためにも、両方の袖を袴に挟んでおけば、床に垂れる心配がなくなり安心です。車で会場まで移動するなら、乗り降り時にも注意が必要です。着物の裾をスカートのように持ち上げてから、車のいすに90度に立ってお尻から乗り込み着物の袖を膝の上に置き、お尻をまわして足も車に乗せましょう。
福島市に住んでいる方で、卒業式を控えているという女性は多いでしょう。振袖レンタル店を利用して着物と袴を選んだら、プロに着付けをお願いするという方は多いですが、正しい着付けの流れを事前に練習をしておけば、当日でも問題なく着用できるようになります。